SKYキャッスル～上流階級の妻たち～７話迄の感想

上流階級のほんの一握りしか住めないと言う、高級住宅地『SKYキャッスル』、ここの住人達の受験戦争がテーマです。

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まだ７話までしか見ていませんが、予備知識無しで見始めた初回は、なんかな～暗くて、おどろおどろした感じで、つまらなさそう…上流階級のお受験がドラマになるのかあ？。。。

と思いきや、一人のお母さんが自殺したところで、突然見方が変わって、おもしろくなってきました。

後でわかったのですが、あの『トッケビ』を、抜いて視聴率歴代一位になったそうで、(@_@)です。

主なキャスト

ハン・ソジン(クァク・ミヒャン)／ヨム・ジョンア

カン・ジュンサン／チョン・ジュノソジンの夫、大学病院外科長

イ・スイム／イ・テラン越してきた住人、童話作家

ファン・チヨン／チェ・ウォニョンスイムの夫、大学病院外科教授

ノ・スンヘ／ユン・セア

チャ・ミニョク／キム・ビョンチョルスンヘの夫、大学ロースクール教授

チン・ジニ／オ・ナラソジンの友人

ウ・ヤンウ／チョ・ジェユンジニの夫、大学病院外科教授

以上は、SKYキャッスル住人のパパさん、ママさん達です。

キム・ジュヨン／キム・ソヒョン入試コーディネーター

SKYキャッスルに住む住人達は、言わば選ばれた上流階級の人達。各々に大学受験を控える子供を持つ。

早々に名門のソウル大学医学部に合格した一人をうらやみ、その合格したやり方を探ろうと、周囲は躍起になる。

ソジンは、その母親から入試専門のコーディネーターを雇う為の「チケット」を入手。

そんな中、合格の喜びに湧いていると思われた母親が自殺…そして、一家は離散。

次第に合格に隠された家族の実情が明らかになっていく。

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よくニュースなんかで、韓国の受験シーズンの様子を見たりしていて、その白熱ぶりは知っていたのですが、ひょっとしたら、このドラマのような事が実際にあるのでは？と、思いました。

ここまで過激になるのは、伝統的に「勉強して偉い人になる」風潮があり、「良い大学に行き、良い会社に入らなければ負け組」が当たり前になってるからなんですね。

親は教育にお金を掛け、子供もそんな親の期待を裏切れない。

このドラマでも教授による読書会を開いて、子供達に意見を戦わせるのですが、おそらく大人でも全く理解出来ないような難解な本を題材にし、ソジンの娘だけは、一人舞台で得意げに意見を述べますが、他の子は、嫌でも拒否出来ずにいます。

このチャ教授の息子二人の家での教育は異様で、防音効果のある暗い部屋で、殆ど虐待？脅迫？状態。チャ教授の形相が怖すぎます。

各々の家庭がていねいに描かれていますね。

ソジンは、娘の為に手段を選ばず、合格させることが使命のように、大金を投じることにも躊躇しない。その旦那は、そこまで考えていなくて、チャ教授に反感を抱いてたりで。

その娘は、どうしても合格したい！と言う、プライドの高い自信満々の子で、親を急かせる嫌な子なんですよね、これが。見ていて、憎たらしいです。

スンヘは、母親として父親のやり方に反感を持ち、子供の味方をするが、なかなか旦那をやり込められずにいる。

そんな中に新しく越してきた、スイム夫妻は、受験に過熱する人達を見て、大いに疑問を持つ、言わば普通(？)の人。塾に通わせることもしないのに、子供は成績優秀。この夫婦が、この状況をどう変えていくかが、焦点になりそうです。

そして、コーディネーターのキム・ソヒョンさん、黒ずくめで髪をひっつめ、冷たい表情。「女王の教室」の天海祐希さんそのもの。この人も、ネックになりそうですね。

子供達はと言うと、親の要求に耐え、必死に生きてる感じで、時にはうっぷんを間違ったやり方で発散したり、これが進んでいくと、怖い感じ。

医大に受かった子は…(>_<)

なんだか、今回はいつになく、まじめな感想になってます(笑)、たまに笑いの場面もあるのですが、どうしても深刻な問題だよね？と、なりまして…😅

このSKYは、高級住宅地の名前ですが、ソウル大学Ｓ、高麗大学Ｋ,延世ヨンセ大学Ｙの頭文字なんですって。こう言う意味もこめられているんですね。

実際、こうして教育された人が社会に出て、国を作っていくと思うと、空恐ろしい気がするんですよね。

こんなんで良いの？こんな状況は間違っているんじゃないの？とこのドラマは言いたいのか？

どうなんでしょうね😅

とりあえず、ストーリーの展開はなかなかおもしろく、見る価値は十分にありそうです。