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仮面の王 イ・ソン ネタバレ感想

韓国ドラマ 時代劇
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この手の時代劇は、あるあるで新鮮味がないなあ、しかも仮面て…などと思っていたのですが、意外やなかなか面白かったです。

毒を操る悪の集団、身代わり世子、仇との恋と設定がわかりやすく、脇役の各々のドラマも充実していました。

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キャスト

イ・ソン…ユ・スンホ 世子

カウン…キム・ソヒョン 重臣の娘

イソン…エル(キム・ミョンス)水売りの息子 世子の身代わり

キム・ファグン…ユン・ソヒ 辺首会首長の孫

テモク…ホ・ジュノ 辺首会首長

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主役の二人

ユ・スンホさん、精悍で男らしいです。しかし、いつも眉毛ばかり見ている私😅 目がちょっとくぼんでるのかなあ?目と眉がくっ付いて見える。

そんなつまらない事はさておき、王としての生き様、一途にカウンを思う情熱、優しさ、とてもしっくり来ました。

一方、キム・ソヒョンさん、子役から脱皮しましたね。同時期位に「ノクドゥ伝」も見て、すっかり主役級の女優さんなのですね。確かに可愛い。

あるあるの愛する相手が’仇’、身分を隠すと言う設定で、突き放したり、やっぱり捨てきれなかったりと、難しい心情を演じきっていました。

ここは、強い愛…なんでしょうが、イ・ソンの人柄に依りますね。こんな好い人いないですものね😆

また、『雲が描いた月明かり』のヒロインように、ただ震えているだけではなく、仇を取ろうと宮中に乗り込んで行ったり、危険を顧みず行動を起こすのが、ストレス無く良かったですね。頑張ってました😃✌️

イ・ソンが、行商人の棟梁となって、カウンと再会した時、棟梁が、イ・ソンと分からなかったのは、そんなはず無いでしょ、分かるでしょ?とは、思いましたが😅

二人とも可愛らしく(私から見れば)、微笑ましかったです。

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主役をしのぐ脇役

このドラマで一番感動したのは、ファグンとコンでしたね。

世子を一途に愛するファグン。主人のファグンに忠誠を誓い、一途に愛するコン。

ファグン演じるユン・ソヒさん。ちょっと意地悪な役が似合いそうで、このドラマでも悪の方でしたが、私が泣かされたのはこの人でした。

組織の後継ぎと目されながら、ひたすら世子を救う為に奔走し、遂には組織の命綱の毒を作る花畑を燃やしてしまいます。ここ、カッコ良かったなあ✨

正直ここまでするとは思いませんでしたが、首長である祖父は、怒って孫を斬り捨ててしまうんですね。もうこれも、ここまでするとは思わなかった😅

父の腕の中で、息も絶え絶えのファグンは、世子との思い出に笑顔を浮かべながら息を引き取ります…🥺

そして、変わり果てたファグンの側で無言のコン。ファグンの父親に「お前は泣くことも知らぬのだな」と言われ、ただ涙を浮かべるコン。

父親が席を立った後、涙を流し、ファグンの手に触れようとするのですが、伸ばしたその手を降ろします。

ファグンの「世子様を守って」と言う言葉を最後の命令として、「命尽きるまで、ご命令に従います」と。

ファグンの想いを叶える事。それは、忠義と言うよりも愛なんですよね。手に触れるくらい良いと思いましたけどね🥺

とにかく、この二人の場面は何度見ても泣かされます。

以降、コンは世子を守る為に正義の側に立つのが、ウレシかった🤩

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他のキャスト

エル。キレイなお顔ですね、見とれてしまう。『ハンムラビ法廷』の人か… 世子の身代わりにはもったいなさ過ぎる😆

エル演じるイソンも昔からカウンを好きで、身分の違いから諦めていたのですが、身代わりとは言え世子となって権力を手にしてから、俄然カウンを自分のものにしようとします。権力とは恐ろしいものですね。

最初の頃は、オドオドした表現として首をすくめ、背中を丸めていて、ただ、残念な事に、これが見ていて肩が凝っちゃって😅 そんなに曲げなくても良いのになあ😆

最後は、カウンの為、命を落とすと言う何とも悲劇的な役でしたね。

お気に入りは、メチャン(イ・チェヨン)とファグンのお父さん(キム・ビョンチョル)です。

メチャン役のイ・チェヨンさんは、最初は妓生。こういう役が多いですよね?それが宮廷の女官、世子の情報屋と、次々に姿を変えていくのが痛快でした。敵か味方かどっちなんだろう?と、興味津々でした。結局好い人で安心しました🙄

ファグンの父親役のキム・ビョンチョルさんは、ここでは首長の息子でありながら、イマイチ能力不足で頼りない感じがピッタリ(失礼しました)

娘を愛し、娘を殺した父親の命乞いをしたり、世子に解毒剤の作り方を教えたりと、結構ドラマのキーパーソンになってるんですよね。

情が深いと言うより、家族を愛する普通の人だったのがホッとしました。

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まとめ

一言で言うと…悪の組織のファグンが、一途に人を愛する悲劇の人だった…かな?

悪を悪で終わらせないところが、このドラマの良いところだったと思います。コンもね。あ、お父さんも(笑)

宮廷を追われた世子が、力を手にする為、行商人のネットワークを利用したのも斬新でした。何も無いところからですから、良く宮廷に戻るまでを繋げたと思います。

首長役のホ・ジュノさん、威厳がありましたね~この人だと、反抗するのが凄い勇気が要る((( ;゚Д゚))) ドラマの引き締め役ですね。

最後のシーン、良かったな。亡くなったカウンの父親、ファグン、イソンが、笑顔で姿を見せるなんて、嬉しい演出でした。

ただ、イソンは、死ななくても良かったような気がするのだけど🤔

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