面白い、と言うか、とにかく楽しい☀️
毎回、今日はどんなことをやらかすのだろうと本当に見るのが楽しみでした🎵
タイムスリップ物ですが、現代の描写は少なく、殆ど唐の時代のお話です。
キャスト
雲不器/雲燁…ワン・ティエンチェン
李安瀾…ジャン・ジアニン
李世民…ジャン・ジーアオ
長孫皇后…アニタ・ユン
李承乾(太子)…ワン・ウェンジェ
盧辛月…ユー・ズーヤン
候君集…ワン・コンチェエン
イントロ
発掘調査隊の救護班として、唐の時代の陵墓を調べていた雲不器は、触ってはいけないと言われたのに、出土品に触ってしまい…
地面が割れ大きな穴に落ちそうになったが、落とした恋人の形見の簪を拾う為、自ら穴の中へ。
そこには、三体の女性の石像が有り、一体だけ簪がなかった。
不器は、拾った簪を頭に差すと、不思議な光に包まれ上に舞い上がる。
着いた先は、一面の砂漠。そして、会った人は、唐の時代の人だった…
現代の知識や技術が炸裂
辿り着いた先は、李世民が統治する唐の全盛時代。
現代人の不器が、大活躍します。
製塩、輸血、スケート、麻雀、オークション!?
不器は、救護班だったので、輸血は一度経験していました。それでも何とか手探りで太子の命を助けます。
まあ、これは分かるのですが、料理の腕もプロ並み。10人分位の懐石料理風のお弁当も完璧に作り、インスタントラーメンにホールケーキ迄作ってしまう👀‼️
木工の技術やら、ガラス細工、挙げ句に爆弾まで…
ちょっとこれは出来すぎ。こんな何でもこなせる人っている😲?
それがこのドラマの面白い所なんですけどね😝
凍てついた湖を前に、体を動かして暖めようと、刀をスケート靴にして、悠々と滑ります。
見ていた兵士たちが、俺もやりたい!と皆がおおはしゃぎで滑ります。今も昔も楽しいものは楽しいのだ😁
羊の串焼きを作ったら、人が集まってきて、「美味しい、美味しい!」
イナゴの大群で、これは天が怒ってる、君主の責任だと言われている時に、「イナゴは食べられます!」と、調理して、陛下を助け、食料事情も同時に解決。
堅物の魏宰相が、口いっぱいにイナゴを頬張るのが、笑えて、笑えて。私一番のヒットです‼️
オークションは、「レディース&ジェントルマン!」で始まり、何とラップの歌と躍りを披露。
奇想天外で、タイムスリップ物の醍醐味が存分に味わえます。
雲燁の人柄
そんな訳で、雲燁(唐での呼び名)の活躍は認められ、位はどんどん上がっていき侯爵に。
雲燁を演じるワン・ティエンチェンさん、背が凄く高くてカッコいい☀️いや、初め見た時はそうでもなかったのですが、段々素敵に見えてきて…不思議ですね😌
役柄の良さも有ったのかなあ?
少年みたいに物事に囚われない、自由でサバサバしてて、チャッカリしてる。
最初に宮廷に入った時、功労を認められ、褒美を与えられるのですが、「何だよ、雑穀と布だけ?金目の物が無い」とか、「昇進かあ、給料が上がるなあ」とか、チャッカリしてるんです。
それでも、死んだ恋人の形見の簪をずっと持ってたり、安瀾と親しくなっても、恋人が忘れられないと、直ぐ受け入れなかったり。情にも厚かったのです。
そして安瀾を受け入れてからは、君に僕の未来を預ける、生きるも死ぬも一緒と…こんな言葉、言われてみたい~🥰
また、洞察力にも優れていて、一つの行動を見ただけで、瞬時に判断する。起こった事件は、雲燁の判断で解き明かされて行きます。そう、頼りになるんです。
畏れ多くも、李世民に臆せず、ずけずけ言うシーンも面白かったです。プッと吹き出してしまいました🤭お尻を蹴られていましたが😅
ザックリの展開
どんな楽しいドラマでも、後半からはシビアな展開になって来ますね。
安瀾の母の仇、クーデター。悪は、候君集でした。
候君集は、自分の働きを認めてくれない陛下に憎しみを抱き、安瀾を使って暗殺をさせようとしたり。
安瀾の母を殺したのも候君集でしたが、陛下に罪を擦り付け、安瀾をけしかけたのです。雲燁は、はやまるなと止めたのですが、安瀾は頑固でした😅
また太子を抱き込み、娘をあてがうのですが、太子妃にも出来ず。
やがてクーデターを起こす事になります。
人の良い太子は、まんまと乗せられ、恋人の辛月は、太子を救おうと自決します。
史実では、太子(李承乾)は、弟との確執で平民に身分を落とされるのですが、ドラマでは、辛月と二人でどこかでひっそりと暮らすのかと思っていたので、これにはビックリしました。悲しい終わり方でした😢
一方、雲燁は、候君集のおとりになり、やがて候君集と刺し違えて死にます。
うん、雲燁が現代に戻るには死ぬしかないと思っていたので、ショックは、無かったです😨
安瀾は、瀕死の雲燁に子供が出来たと告げるんですね。
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安瀾演じるジャン・ジアニンさん、可愛い💠 笑顔はもっと可愛い。そして泣き顔も、これまた可愛かった。
タイムスリップ物で無かったら、号泣😭の場面でした。
まとめと考察(?)諸々
テーマ曲は、ロックのリズムのアクション、タイムトラベルミステリー…なんですかね?ちょっと毛色が違うなあと思ったら、香港の監督さんでした。
まず、雲不器が砂漠に現れた時、一つの墓標がありました。
「雲燁の墓」
不器が歩きだすと、その文字は消えます。
たどり着いた家の住人が、「坊っちゃん、この数年どこに行ってたのですか?もう死んだかと思いましたよ」
これって、かなり考えさせられる。
数年前に死んでたのか、現代に行ってたりして?
そして、不器の名札が「雲燁」に変わります。雲だからご先祖様?この時代には雲家は一つしかなかったって事ですよね?ならご先祖様か…
雲家は、一族の男性がみんな粛清され、殺されていました。そうなると、子孫は生まれない訳で、不器もこの世に生まれない。
しかし、赤ちゃんの雲燁だけが生き延びていたので、不器は雲燁と名乗ることになったんですね。
なかなか出来たシナリオです😔
そして、安瀾が身ごもった事でミッション完了?死んで現代のあの洞窟に戻るのですが、ここで終わらなかった😮
不器の手元に簪が落ちてきて、また像の頭に差すのですが、何も起こらず、別の扉が開きます。これって、安瀾が呼んでる?
安瀾は、輸血をする時、「死んだら、この簪も墓に入れて。無かったら、呪ってやる。」なんて、言ってたんですよね👿
部屋に入った不器は、雲燁…すなわち自分の墓を見つけます。すると、入り口の扉が閉まってしまい………~THE END~
また、唐に行きますよね、きっと。でなきゃ安瀾が可哀想。
そして、エピローグで安瀾や三才くらいに成長した雲燁の息子がお婆ちゃん達と一緒にいるシーン(何故か穴堀の黄鼠が家族の一員に…😸)。
安瀾…「雲燁、会いたいわ」
放送されなかったけど、この後に、もうちょっと続きがあるらしく、唐に戻った雲燁と安瀾の結婚式のシーンらしいのです。
そんな良いシーン、勝手にカットしないで欲しいよね?
という訳で、メチャクチャ端しょりましたが、続編大いに期待してます‼️
⭐オウムちゃん、可愛かった😺