清朝の全盛期、第6代皇帝・乾隆帝の時代のお話です。
最下層の奴婢の身分から、皇后にまで登り詰めた、実在の孝儀純皇后がモデル。
彼女は、乾隆帝に最も愛されたと言われ、息子が後に皇帝となり、皇后に封じられます。
2018年の中国ドラマNo.1ヒット作です。
また触れ込みが「やられたらやり返す」というので、女性版・半沢直樹…とも言われました。
‘逆襲の王妃’は、どんな反撃をするのか?と見ていたら、仕掛けられたら、直ぐにきっちりやり返してるんですよね😅
ストレスは、溜まらなさそう…😄
主なキャスト
魏瓔珞(ぎえいらく)…ウー・ジンイェン
乾隆帝(けんりゅうてい)…ニエ・ユエン
皇后・富察(ふちゃ)氏…チン・ラン
侍衛・富察傅恒(ふちゃふこう)…シュー・カイ
嫻妃…カーメイン・シェー
貴妃・高氏…タン・ジュオ
第一印象は…
画面の中が美しい…まるで絵のような美しさです。
調度品は本物?のようで、衣装に至っては、全て手作り。織るのも刺繍も全てです。
個人的に王妃の衣装が爽やかで優しくて好きです。
主人公の瓔珞が最初に配属されたのは、刺繍をする部門、’繍坊’なんですが、そこでの女官達の刺繍でさえ、もう芸術品。
色も絵柄も素晴らしく、中国の伝統の奥深さが感じられます。
このドラマで初めて気付いたのですが、妃達の指サック(笑)鳥の足みたい。
最初に見たのが高妃だったので、尖ってて恐ろしさも感じましたが、普通に身分の高い妃の’甲套’と呼ばれる装飾品だったんですね。よく見ると、金色でデザインも凝ってます。
庭園の庭木も素晴らしく、花も咲き乱れています。
こんな中で、陰謀が渦巻いている…?一番醜いのは、人間と言うことか?
罠やいじめが満載
第一話から、早速イビリや、罠が始まっています、それも女官同士。
錦繍が話しながら小突いた拍子に、吉祥が持っていた水桶を落として、居合わせた妃候補・烏雅氏の着物を濡らしてしまいます。
吉祥は、ひたすら謝りますが、許して貰えず、靴で手を踏みつけられます。
元はと言えば、押した錦繍が悪いのに、知らん顔。人の良い吉祥は犠牲になり、そこへ瓔珞が仲裁に入ります。正義の味方です😤
妃候補に、蓮の模様が入った靴底に粉を塗り、歩いた後が形が残ってきれいですよと、その場を収めます。
吉祥は、どうして性悪の烏雅氏に知恵を授けたの?と聞くと、瓔珞は
「皇宮では、福と災いは隣り合わせ。吉と出るか、凶と出るかはわからない」
この言葉通り、自信満々で選考に臨んだ烏雅氏は、皇帝に堕落した妃の真似をするとは!と、追放されてしまいます。
瓔珞は、ここまで見越していたのです。それに瓔珞のせいでもないでしょう。
そして、手を痛めて刺繍に血を付けてしまった吉祥を瓔珞は、持ち前の機転でまたもや助けます。
言い訳に聞こえないでもないのですが😅、瓔珞は弁が立ち、刺繍の腕前もピカいち。
そんな瓔珞をやっかみ、妬む女官達。寝床に急須の水を掛けられますが、瓔珞は桶満タンに汲んできた水を相手の服に掛け、寝床を水浸しにします。
これが倍返しってヤツです😆
「私は気性が荒く怒らせると怖いの。しつこく絡むなら考えがある」
とことん引かない瓔珞に、相手は降参。この辺がスカッとして気持ち良いですね。このドラマの見所でもありますね👊😆🎵
友達を作らないと思っていた瓔珞でしたが、吉祥と仲良くなります。しかし、その吉祥は玲瓏の罠に嵌まり、命を落とします。
呆気なかったです。ショックでした。皇宮では人を簡単に信じちゃダメと言ってた瓔珞の心配が現実のものとなってしまいました。
この事でも、瓔珞は玲瓏の仕業と見抜き、追放に追いやりますが、吉祥は、死んだのにこいつは生きてると思うと、ちょっと不満が残りましたね😅
皇宮に入った目的
こうして、早くも皇后の目に止まり、お側付きに抜擢されるのです。
実は、瓔珞には皇宮に入った目的がありました。
母親代わりをしてくれた姉が皇宮で命を落とし、自殺と言われていましたが、ハッキリと首を絞められた後を見つけた瓔珞は、犯人を捜し復讐すると決めたのです。
友を作る気がなかったのもその為ですね。
そんな中、姉の持ち物が皇后の弟、傅恒の物だと突き止め、皇后のお側付きになった事で、傅恒と言葉を交わすようになり、罠を仕掛けていく瓔珞。
一歩目的に近付くのでした。
一方、偶然に乾隆帝と接触し、「あの頭の回転が早く、口の達者な女官」と、目に止まるのです。
ただ、復讐に燃えるヒロインと言うだけではなく、不条理にも命を奪われた妃の事件にも首を突っ込み、「私なら、自害などせず、生き延びて反撃する」あくまでも、強い正義の人でした。
ここまでのまとめ
私はテレビ視聴なんですが、最初のテーマ曲を聞いて、ビックリ👀
曲…じゃないよね?😅と思って調べると、曲の中の京劇の一節だったんですね~
ここだけしか流れなかったもんだから、なんと変わった…と思ってしまった訳です。意表を突かれました😄
ヒロインのウー・ジンイェンさん、痩せてますね、こけしみたい。ちょっと松雪泰子似でしょうか?
普段の顔を見たら、同じ人とは思えない、眉の太さの違いだけなのに、こんなに変わるのですね。
潔くて凛々しい感じで、甘さがないんですよ。クールな感じがこの役にピッタリです😌
そして、傅恒役のシュー・カイさん、素敵すぎます💖見とれます…🤤
これだけでも見る価値ありますね。
平行して、妃達の陰謀がこれでもかと次から次へと出てきます。
権力を振りかざし、皇后と対等にやり合う悪役の高氏(きれいです、メイクが凄いだけで)。
どちらの派閥にも属さず、静かに生きている嫻妃。
加えて男性の太監達の間でも、いじめがあって、女性陣よりも陰湿かも?
持ち前の正義感と頭の良さで、難局を切り抜けて行く瓔珞に、皇后も信頼を寄せていき、元々のお側付きの明玉の嫉妬もどう表れてくるのか?
一話一話が楽しみです‼️
側室がいっぱいいて、取り敢えず、顔と名前を覚えなきゃ!実際には15人位いたとか?すごい⤴️⤴️