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ミーユエ 王朝を照らす月 79話〜最終話の感想です

中国ドラマ
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ミーユエ、見終わりました、はあ。。大作でしたね。

ミーユエと息子が秦のトップに返り咲いてから、派遣争いの場面が多く、難しいやり取りが続いていたので、ちょっと中だるみしました…、歴史が好きな人には興味深いのだろうな?と思いつつ。

そしてここにきて、ガオさんのラスト……俄然張り切って画面に食い付きました。

改めて79話~最終話の主な登場人物からご紹介。

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主なキャスト

ミーユエ 宣大后/スン・リー

たくり 義渠の大王/ガオ・ユンシャン

ミーユエの息子、秦王・えいしょく/朱一龍

虎威将軍 たくりの側近

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あらすじ

秦と義渠の関係が、次第に修復出来ない状況になる中、’たくり’の側近の虎威将軍が誤って人を殺してしまい捕らえられたが、’たくり’は仲間を救う為、看守を殺して脱獄させてしまう…

この事で秦と義渠は全面戦闘へと向かう。

そして、’たくり’は……

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心に残ったシーン

草原でミーユエと’たくり’が酒を酌み交わしながら、今後の事を話し合うシーン。

まわりでは、各々の軍隊が潜んでいて、合図があれば突撃してお互いを殺すって、もはや夫婦の会話どころではないですね。それでも歩み寄りたいミーユエは、必死に’たくり’を説得しようとするのが、なんと悲しく切ない事か。お互いに愛し合っていても、どうにもならない虚しさで、いっぱいになりました。

はあ。タメ息。現実もそうかもね?

‘たくり’の男気

愛する人よりも、仲間である部下を取った’たくり’。「絶対仲間を見殺しにしない、死ぬ時は一緒だ」と。

助けた側近の虎威将軍は、実際えらい横暴で目に余る行動を取るのですが、それも草原で自由に生きてきた民族だから仕方の無い面も有りました。しかし忠義には厚かった。

そういう王だからこそ、部下も王の為にと思うのでしょう。

自分の事ばかり考えるような人には誰も付いていかないです。

男らしいわあ、’たくり’。。

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王殿に一人踏み込む’たくり’

一緒に来た仲間が説得され、一人で大勢の兵士らが構える中に踏み込む’たくり’。それは男の意地でも王としての誇りでもなく、ただ、ミーユエの為。そう思いました。

最初に出会った時に、ミーユエは恋人の仇として、’たくり’を殺そうとしたのですが、それを引き合いに出して「ミーユエ、早く俺を殺せ!」…もう、涙が出て…。自分が死ぬことが、ミーユエの為なんて切なすぎる。ミーユエ!何とか言ってよ!と言う所で、「もう、やめて!」…良かった、無言のままだったらどうしようかと思いましたよ。

その時のミーユエの形相が凄かった。目玉が飛び出るかと思う程目を見開いて、別人のようで迫力有りました。迫力有り過ぎて、ちょっと引いてしまった自分がいましたが(^_^;)

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まとめ

‘たくり’の事ばっかりで、まとめられないのですが(笑)

秦の太后と義渠の王。義渠は秦の配下ですから微妙な関係で、夫婦でありながら上司と部下。各々の置かれた立場が有り、愛に走ることが出来なかったミーユエ。何か、ロミオとジュリエットみたいですね。

ミーユエは厳格に生きようとするけれど、女としての生き方も捨てられなかった。この辺がこのドラマの良いところだと。

で、一つ言わせて貰いますが、ミーユエの息子のえいしょく。もうね、大人になれよ!と。

母親が、亡くなった父親(かつての秦王)以外の男が傍にいるのが許せなかった。その気持ちはわかりますよ、だけど母親の幸福は考えられないのでしょうか?母親だって女じゃん、’たくり’、素敵じゃん、自分も結婚して、考えが変わらないのが不思議です。現実にもいそう……

と言う事で、このドラマの脚本は、大筋史実に基づいて書かれているようですが、ミーユエと息子が、’たくり’を殺そうとしたなんて説も有るようですが、定かではないようです。ミーユエが情に熱かった説も有るので、きっと’たくり’を深く愛していたんだと、そうですよね?

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