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飛狐外伝 レガシー・オブ・ヒーロー ネタバレ感想

中国ドラマ
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ファンタジーから武侠に転向(?💡)

神仙物一辺倒だったのですが、ちょっと武侠も見てみようか?位でしたが、これが見始めると意外や面白い!

先ずは大御所の金庸さんからと思ったのが良かったですね。何作か見て嵌まってしまいました。

そして、この「飛狐外伝」。これは、アクション満載で本格武侠だと思います。「射趙英雄伝」のような笑いの場面は少なかったのですが、アクションに酔いしれました🤤

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キャスト

胡斐&胡一刀…チン・ジュンジェ

「青雲志」では他のメンバーの存在に押され、目立たなかったようですが(私的にこれしか見てなかった)現代っ子のような笑いも取る役所でしたが、今回は、同じ人?と思うくらい野性味溢れてて、何より辮髪が似合う!男らしい✨ 父親の一刀と二役なんですね。これも髭をたくわえ、男っぽい。言われないと同一人物と分からなかったです🤔

袁紫衣…リャン・ジェイ

胡斐が想いを寄せる天山派の女侠客で、めっぽう強い。こんな可愛くて若くて強いって、まああり得ないですが😅 自らの使命の為、ずっと胡斐を翻弄するんですよ。

程霊素…シン・フェイ

薬王門の後継ぎで薬を自在に操る。胡斐に想いを寄せ、三角関係に。袁紫衣とは真逆の性格。こちらも可愛い❤️報われないと知りつつ、胡斐に尽くしまくります。

苗人鳳…リン・ユーシェン

胡斐の親の仇。実は胡一刀の無二の親友でした。無口で冷たいのかと思いきや、情が深く義理にあつい人。「倚天屠龍記」でも、何?この人格好いい!って思ったけど、今回は、ウルウルした目で感情の豊かさが加味されていましたよね?強いのに色気があるんですよ❤️

田帰農…ピーター・ホー

ビックリした👀‼️一番の悪役。いじけてて虚栄心が強くて、苗人鳳に嫉妬しまくり。「月に咲く花の如く」からは、想像出来ないですよ。表情も憎たらしい。これを名演技と言うのでしょうか?髭をたくわえるだけで、こんなに変わる?驚きました🥴

鳳天南…ヘイズー

金庸作品には必ずと言って良いおじ様キャスト。今回は笑い無しで悪そのものを演じています。袁紫衣の父親って、全く似てないのですけど、母親似と言う事に。

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展開としては…

金庸さんの作品は、流れがスムーズで、原因、結果が分かりやすい。何でそんな所へ行くの?と言う戸惑いは殆ど無いです。

ところが本作では、胡斐の治療をする為に、袁紫衣は、韋陀門で戦いの末、掌門となります。別にならなくても何とか出来たんじゃ?とか思ったり。

馬春花を助け出し、追われながら逃げ込んだ華拳門で、ゆっくり治療をする為には、これも掌門にならないと、とか。

あれ、何で?と思ったのですが、掌門人大会に出させる為だったのですね。この辺りの展開が私的にちょっとムリクリ感が有ったのですが、朝廷の江湖粛清の目玉である掌門大会に出るには、掌門じゃないといけなかったんです、成る程。。

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アクションが素晴らしい~

迫力と臨場感がありますね~ 剣と剣での争いは強い力がこもっているのが良く分かるし、一分の隙もない。普通、ちょっと無駄な動きが見て取れる事が有るのですが、全く完璧な立ち回りです👀‼️特に最初の苗人鳳と胡一刀の男と男の対決は良いですね~🌠ウットリ

胡斐と袁紫衣の団体戦も上手く出来てるわあ。ワイヤーアクションて言うんですか?殆どファンタジーだけど、これも無駄が無く、次から次へと目が離せない。迫力が有ります。ただ、袁紫衣の武器のムチ(何ですかね?)は、伸び過ぎ😁 二階迄も届くなんて不思議かなあ。

それと胡斐と斐人鳳との対決も良かったですね。ここは、チン・ジュンジェの形相にビックリしましたが(そこですか?)(笑)

鳳天南を仕留める時も、憎しみの感情が爆発してて恐ろしささえ感じました。

ついでに?子役ちゃんの演技も動きも、おお~!ここまで出来るんだって感心しきりでした。

アクション監督は有名な方らしいですが、ここまで違うとは、さすがです🤔

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胡斐の三角関係は…

最後までどうなるんだろう?と期待を持たせましたね。胡斐は、一途に袁紫衣を思っていたけど、離れている間に程霊素が登場。絶妙なタイミングでした。

袁紫衣の剃髪で、ああ、二人は終わったなあと。胡斐への想いを完全に絶ち切ったのは、強かった。己の宿命を受け止めるなんて、出来ない出来ない🥴

程霊素も嫉妬する事無く、逆に袁紫衣の気持ちを理解し、二人の間には友情さえ生まれていました。出来過ぎ!そんな程霊素も胡斐を救うため命を落とします。胡斐と結ばれる直前で。

胡斐は人間的には成長しただろうけど、苗人鳳のような孤高の剣士になったのです。切ないなあ🥺

各々、人として自分の生き方を貫いたのですが、胡斐は、女運が無かったのか、悲しい結末でした。

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南蘭は苗人鳳を愛してたの?

で、苗人鳳のお話。孤独が似合う彼が、南蘭を愛し、子供も生まれます。先ずは、ここでへぇ~と思いました。金庸さんて、出演者各々の恋話を作りますよね?それ、要らないんじゃないの?と言う人もいましたが😅

二人はうまくいっていたのですが、胡一刀の死因の手掛かりがあると、直ぐに出て行ってしまう旦那に対し、私と娘より胡一刀の方が大事なの?と言う事になり、不満を募らせる南蘭。

決しておろそかにはしていないのだけれど、「分かってくれ」「いえ、分からないわ」と世の奥さん方の仕事と家庭とどっちが大事なの?的な…。そこにいつも寄り添い優しくしてくれる田帰農が割り込んで来るんですよ。ちょっとドロドロ😓

田帰農は、ただ苗人鳳から大切な物を奪う為?それもありましたが、本当に愛していたのかもしれませんが、所有欲?ですよね?根本部分で考えが全く違ってたし、口では「そうだね、そうするよ」と上手いこと言うだけで、行動が伴っていない。

あ、こんな突き詰めて書くつもりは無かったのですが、田帰農の正体を知り、苗人鳳を助け、元の鞘に収まって、やっぱり本当は苗人鳳を愛してたの?と、ちょっと疑問がフツフツとしたんですよ🤔 これ、どうでも良かったかな?

しかし、妻子を守る苗人鳳のカッコ良さに、ウットリしたのは言うまでもありません<(`^´)>。 特に赤ん坊を抱え、目も見えないのにバッタバッタと斬り倒して行く所は…はぁ、素敵🤤

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まとめ

このドラマに嵌まったのは、アクションはもちろんですが、キャストのビジュアルが大きかったです。素敵な人はずっと見ていたいですよね?😉

その中でも特に苗人鳳演じるリン・ユーシェンが格好良くて惚れました。

最後の最後で掌門人大会に登場した時の何と言う格好良さ!胡斐を守ると言う親友との約束を果たす為、自分を犠牲にする。この時の胡斐に向けられたウルウルした目にやられました🙀

幼い頃の胡斐にも、我が子に対しても温かく優しい目を向け、溢れんばかりの愛情を持っていました。そう、強いだけじゃなく、義理人情に厚い、人間的魅力を持った人だったんです。

妻と子供を残し出て行く時のセリフ「今生で最愛の家族を得た」…が全てを物語っていました。

あ、もちろん、胡斐も格好良かったですよ🎵迫真の演技でした。どこまでも前向きで、この人も仇を取ると言う約束を守りましたね。背が高くてスラッとしてるのは、今まで気が付かなかったなあ😺

そして、女子二人も可愛かった。チン・ジュンジェさん、役得でしたね。

一つ疑問が…苗人鳳だけ辮髪じゃないのは何故なんだろう❔😁

とにかくお勧めの武侠ドラマでした。

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