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月に咲く花の如く 感想37話迄 ネタバレあり

中国ドラマ
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清朝末期に実在した女性豪商をモチーフに68億円をかけ、製作された超大型ラブ史劇。

何と、5万平方メートルの巨大なセットで、CG無し。再現された町並みは圧巻です。

実を言うと、中国ドラマで宮廷もの以外は見たことがなく(まだまだ、これからです😅)、迫力に欠けるのでは?などと思っていましたが、やはり中国ドラマは、ヤバかった…

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全74話の37話だから、ちょうど半分。わぁ、もう半分も見たのか~。おもしろくて、あっという間でした。

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キャスト

周瑩 しゅうえい…スン・リー

呉聘 ごへい…ピーター・ホー

沈星移 しんせいい…チェン・シャオ

周老四 しゅうろうし…リウ・ペイチー

趙白石 ちょうはくせき…レン・ジョン

杜明礼 とめいれい…ユー・ハオミン

胡咏梅 こえいばい…ミョーリー・ウー

呉蔚文 ごいぶん…チャン・チェングアン

図爾丹 とぅーあるだん…アーチー・カオ

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桁外れのスケール

とにかく、町並み、建物が、全て作られたセットと言うのが驚きです。

主人公の周瑩が過ごす商家・呉家のセットは、まるで宮廷。主人の呉蔚文が、敷地内の離れた場所にある鐘突場迄行くのに、一体何メートル歩くのか?

通りに並ぶ店も、一つ一つ丁寧に再現され、行き交う人も多い。

まるでそこにタイムスリップしたような錯覚に落ち入ります。

家の中はと言うと、調度品がぎっしりと置かれ、どれもこれも年代を感じさせる高価そうな物ばかり。一つの部屋を作るのにどれだけ掛かったんだろう?

もちろん、一軒だけではなく、何軒もの家が各々このように作られています。68億なら出来るのでしょうが…凄すぎます。

セットだけではなく、広大な草原や砂漠等、気持ちが晴れるような美しい景色も必見です。

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魅力的な俳優陣

ヒロインのスン・リーさん、中国でNo.2の女優さんですが、タイトル曲も歌っているんですね。良い曲で、歌も上手いです。

周瑩は、粗暴で周りの目を気にしない。ヤンキー座りが、一番楽と言う軽快な感じで、『ミーユエ』とは全く違った魅力で、キラキラしてます。

相手役は、チェン・シャオさんですが、15話迄は、ピーター・ホーさん呉聘です。

このピーターさん、名前は知っていたのですが、見るのは初めてだったので、「なんと、デカい!」まるで格闘家みたいで顔の作りも大きい。

それが、見てみたら、なんて優しい笑顔!いっぺんで好きになりました。

役柄も、周瑩を心から愛し、理解しようとする包容力を持った男性で、現実のピーターさんも、こういう人だよ、きっとと思える程、見事にはまってました。

スン・リーさんとピーター・ホーさんは、私生活でも仲良しだそう。

そして、後を引き継ぐのがチェン・シャオさんの沈星移です。やはり周瑩に心を奪われるのですが、周瑩に負けないくらい乱暴で身勝手で、周瑩に相手にされません。

そんな沈星移が、どう変わって行くのかが、楽しみです。ヒロインの相手役だから、立派に成長していくのだと思います。

チェン・シャオさん、松田翔太と重なって仕方ない😅

県令(役人)役のレン・ジョンさん趙白石。律儀で堅物の趙白石は、自由奔放な周瑩に振り回され?ますが、やがて周瑩を愛するようになります。

自分の気持ちを自覚した辺りの狼狽ぶりが、真面目な人だけに可笑しい。

西域で出会った大商人の図爾坦アーチー・カオさんも男前。髭を着けないカオさんは、韓国俳優のチソンさんに似ています。

この人も、頭脳明晰でやり手の周瑩に引かれます。何と魅力的なんだ💕と。

この他にも、周瑩のお側付きの王世均リーザー・フォンさんも、おそらくこの先も胸にしまっておくのでしょうが、周瑩を愛しています、きっと。

そう、こんなにたくさんの男性から愛されるなんて、周瑩、モテすぎです。それもみんな素敵な人ばかり。

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印象に残ったシーン

養父と大道芸をしながら各地を転々と渡り歩いていた周瑩が、大商家・呉家に嫁ぎ、侍女から若奥様になります。

そのきっかけと言うのがドラマチック。どんな医者に診て貰っても意識の戻らない呉聘に、最後の手段として、決められた時間に婚儀を挙げる事しかないと、占いに頼る家族。

婚約者の胡咏梅に頼むも、陰謀により阻まれます。

そこで、周瑩は花嫁に名乗り出て、呉聘が目を覚ますのですが、私がやる!と花嫁籠に走って飛び乗る姿に心を打たれました。凄い機転と決断力です。

仮の花嫁と思っていた周瑩でしたが、家族は命の恩人と、侍女の周瑩を本当に花嫁にしてしまいます👰。

それからは、若奥様として、外に出歩かない、静かに歩く、ヤンキー座りをしない等、色んな制約にうんざりするのですが、呉聘は、『花嫁が君で良かった』と。

二人が役所で裁きを受けた時、趙白石は、「男女は親しくしてはいけない」と説教しますが、周瑩は、「夫婦なら良いのですか?」と呉聘の頬にキスします。

趙白石のうろたえる姿も可笑しかったですが、いたずらっ子のように笑って手を繋いで出て行く二人が可愛かった❗

そんな幸せも長くは続かず、呉聘は亡くなります。

息子が死に、陰謀により店が潰されるという時に、周瑩が、身ごもっている事がわかり、呉聘の父・呉蔚文は、「ハッハッハッハ!後継ぎが出来たぞ」と大声で笑うのですが、何とも悲哀に満ちた喜びの表現の仕方で素晴らしかったです。こんな演技は見たことない、感動して胸が熱くなりました😭。

そして、呉蔚文も捕らえられて亡くなり、周瑩は、呉家を立て直すため、遠く迪化迄行きます。モンゴルの南を渡り切る感じです。距離にして2,500㎞位?…❕

途中、追って来た沈星移と共に盗賊に捕らえられ、殺されようとする寸前、沈星移は「周瑩、愛してる!!」と叫ぶのです。

一緒に死ねるなら本望…やっと自分の気持ちに気付いた沈星移。

ううっ!沁みました。

他には、酒好きでいつも面倒を起こしている養父のめざましい活躍。(ペルシャ人の変装は、えらい似合ってました😁)

侍女の春杏の周瑩への揺るぎない信頼。どんな危険にも勇気を振り絞って、飛び込んで行きました。

悪役は、呉聘を取られた胡咏梅と、杜明礼に絞られてきましたが、この二人のロマンスも進行していきそうです。

図爾丹のお陰で商売も上手くいき、揚々と引き揚げる周瑩一行。

これからどんな出来事が待っているのか、ワクワクします…😃✌️

月に咲く花の如く 見終わってネタバレ感想
自分の意思に背かず生きてきた人生に悔い無し…愛する人を自由に愛したい。周瑩の生き様に心を打たれます。

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