サンテレビで28話の25話迄見ました。見終わってからにしようと思ったのですが、あまりにも1話ずつが濃くて、25話見た感想を書いてみます。
初めは、ただ受験戦争をテーマにした親同士の欲の戦いかと思いきや、殺人事件が絡むサスペンス&ヒューマンになってきて、目が離せません。
キャスト、簡単なあらすじはこちらから
ソジン家の葛藤
イェソは、名門高校の試験で満点を取っていたが、コーディネーターが教師と結託し、実際の試験問題を予想問題としてイェソに渡していたことが発覚。
この事実をネタにヘナ(同級生で妹の家庭教師&腹違いの姉妹)が、コーデを揺すった事から命を落とし(と思われます)、脅されたコーデのソヒョンは、スイムの息子のウジュを殺人犯に仕立てる。あくまでもイェソへの疑いを回避するためとソジンに釘を刺し…
イェソにとって、ウジュは、想いを寄せている人😍。ヘナがソヒョンと接触していた証拠を持っている自分が無実を証明出来る。しかし、それは試験問題の横流しが発覚し、ソウル医大への進学の道が絶たれる事を意味する。
今まで、勉強以外に関心を示さなかったイェソでしたが、ウジュへの想いが、イェソを変えていました。悲しい、辛いと言った感情や申し訳ないと言う思い。
悩み苦しむ少女は、母を頼りにしながらも、壊れていく片鱗を見せます😨。
イェソ、嫌なやつと思ったけど、勉強しか知らないから、人間として不完全だったのでしょう。人を好きになることで本来の人間らしさを取り戻したのでしょう。イェソが悪いのではなく、社会の風習や育て方が間違っていたのだと思います(簡単に言ってしまいましたが、そうですよね?)。
父親のジュンサンは、ヘナが自分の娘とは知らず、出世の為に手術の順番を後回しにして死なせてしまったことで、一体自分はこの人生で何をして来たのか?と、もがき苦しみます😣。
ジュンサンもまた、母親に医者になり、出世することが人生の目的と教え込まれ、疑問も持たず権力争いに身を投じていたのです。
我が子が死んでも、しょうがないと元の生活に戻るのかと思いましたが、ジュンサンは、気付きました。これは違うと…
まともな人でしたね。最初から虚栄心をひけらかす住民のパーティーにも、嫌気が差していたことを思い出しました。随所でソジンやイェソの行き過ぎた行動にも意見していましたね。
そして、母親に思いをぶつけます。
ジュンサンは、自分を取り戻したい!ただそう思ったのです。
一方ソジンは、息子を助けてと必死にすがるスイムの手を取ることが出来ませんでした。
心の中では申し訳ないと泣きながらも、娘のイェソをそして自分を犠牲にすることは出来なかったのです😭。
この人も姑にイェソを医大に行かせることが使命と言われ続け、善悪の区別もつかなくなっていました。と言うか、わかっているけれど、出来ませんでした。
そして、イェソの成績が下がり、またソヒョンに予想問題を渡され、受け取ってしまう…ますます深みにはまっていくのでした。
チャ家の葛藤
チャ家も荒れていました。スンヘの20年の溜まりに溜まった不満が爆発。いよいよ離婚を切り出します😡。
スンヘはこれまで、夫のチャ教授の横暴に事有る毎に、反発してきました。子供の人格を無視し、ただ頂点に立て!と言う夫の行き過ぎた教育方針に我慢出来ず、色々試みていたのですが、凝り固まったおじさんの信念を変える事は容易ではありませんでした🙅🆖⤵️。
そんな時、ハーバード大学に行ってる自慢の長女セリの学歴詐称が発覚し、教授の怒りが爆発。スンヘは、子供の自由な生き方を認めない教授に印籠を渡します😆👍️➰。
夫婦にしかわからない絆も有ったのでしょうが、良くここまで我慢しましたよね。結婚する時、わからなかったのでしょうかね?
子供達に担ぎ上げられ、家を追い出される父親…笑うしかないですね😅
本人は、まさか離婚…とは、夢にも思ってなかったようで、甘いですね~自分しか見えてないのですから。
まとめの感想
受験によって壊れていく家族、歪められていく人としての生き方、みんな薄々気付いているのですが、悲しいかな、直ぐには変えられないんですよね。
殺人犯の濡れ衣を着せられたウジュの母・スイムは、育ての母でしたが、それまでの理性的な行動は消え、悲しみに沈み、人に助けを求めるだけの人になっていました🥺。
それでもやっと取っ掛かりを見つけ、動き出しました。それでこそ、スイムさんです、頑張らなきゃ!この行動で変わるかもしれないですよ(っ`・ω・´)っ
コーデのソヒョンは、ニタリと笑うシーンが増えてきて、やはり精神を病んでますね😒。恐ろしさに迫力が有ります。そして大人達の演技もですが、子役達は、皆達者です。とても演技とは思えない程です。
さあ、後、3話で終わり。みんな、幸せになってほしい~🎵シャリラ~✨